誰もが、
ミッフィーちゃんを知らない人はいないくらいに、
ずっと愛されてきているキャラクターですね!
日本で翻訳され絵本として出たのは、
1964年(東京オリンピックの年)だそうです。
そんな古くからのキャラクターに見えませんよね!!!
オランダで生まれたのは1955年。
ミッフィーちゃんは、
もう62年世界で愛され続けているのですね。
単純に「すごいな!」と思います。
それも、
ブルーナさんのすごいところは、
描くたびに
「もっと良いものを!」
と思い続けて生きていらっしゃったことです。
50カ国に翻訳されて
自分の絵本が世界に出回っていても、
「まだまだ!!!」
と思い続けられた精神は
売ること(利益)ではなく、
子どもたちのことを想う気持ちがあったからだと思います。
そして彼はこうも言っています。
「ぼくの仕事のやり方は毎日の積み重ねです。
いつでも、今日は昨日より少しでもいいものをつくろうと心がけて、ずっとやってきました。」
そして彼は晩年
描くことだけでなく、自らが発信もされています。
いろんな所を回り、
子どもたちに自ら
絵本を読み聞かせ続けたそうです。
今、人間同士のコミュニティーが
ネット社会のせいで
どんどん希薄になってきていますね。。。
しかし、
そんな中でミッフィーは教えてくれます。
(ディック・ブルーナさんが教えてくれます)
人と人とは
目と目を合わせて
そこでコミュニティーは生まれる。
そこで、対人の思いが伝わり、
対人のことを理解し、
対人に歩み寄る気持ちになる。
ミッフィーは
常に、どの絵本でも
顔は正面を向いていますね。
何気にみていたけれど、
そこにも
ディック・ブルーナさんの想いが
込められているのです。
読者(子ども)と
必ず目と目を見ながら
向き合って正直に生きて行きたい!
という想いがあっての「正面」なんだそうです。
ここは
今の現代に喪失してきている部分ではないかと、
kaoring-3は思うわけです。
この地球で生きて行く中で、
忘れてはいけないことがあります。
それは・・・
「心」
と
「人は一人では生きていけない」
こと。
どんな能力があっても
どんなに社会に貢献してても
どんなに名誉と地位があっても
それは
一人で成し得たことではないんだと思います。
必ずや
そこまでの道程に
自分を支えてくれた人や物や環境が
あったのです。
ミッフィー(ブルーナさん)は
それを
教えてくれているような気がします、、、
ブルーナさんは
ブルーナカラーで描いています。
しかし、
東日本大震災の時に
被災者の人たちに送ってくれたミッフィーは、
あえて色を入れなかったそうです。
たった
「・」と「×」の顔なのに、
「大切な家族を失った悲しみ」
と
「それでも、自分は生きていかないといけなんだよ!」
という想いを込めて送ったミッフィーの絵には、
あえて表現されている絵以上に
心に訴えてくる力があるようにも思います。
Dick Brunaさんの名言
昨日よりもっとがんばろうと思う熱い気持ちと努力を継続していくことができれば、だれもが平等に輝くことができると、ぼくは信じています。
そんな生き方を死ぬまでして生きていきたいですね💗
Dick Brunaに感謝💗