kaoring-3の予想通りに終わった

アメリカ大統領選挙。

しかし、

過去稀にみる

罵り合いの選挙でもありました。

どこまで相手の非難ばかりで

自分を正当化する選挙になるのだろうと。

 

大切なことは

自分が大統領になり

国を統治するにあたって

国の今を見据え

何が課題で

何が問題で

どこを目指すのか。

それを訴えることが選挙活動で必要であろうに、

相手の足をどう引っ張るかばかりの選挙活動のように

kaoring-3には映っていました。

 

 

しかし

そんなことに物議を醸しても

何も始まりません。

なぜなら

二人のいずれかが大統領となり

アメリカの国を統治し

ひいては

日本経済にも限りなく影響を及ぼすであろう

その大統領の戦略が

日本の未来をかえるかもしれないわけですから

どちらが大統領になっても

日本はその大統領とどう向き合い

どう寄り添い

どうすり合わせていくかが大切なわけです。

 

結果・・・

Donald Trump氏となり

Hillary Clintonは敗北。

 

大切なことはここからです。

敗北したクリントン氏は

限りない雪辱を受け、

限りなくプライドも傷つき、

自分の何が悪いのかを責め、

なんで相手よりも自分は劣るのかを自問自答するでしょう。

それはヒラリー氏に限らず

人間だれもがそう思う瞬間だと考えます。

選挙で敗れた瞬間、

おそらく

自分の価値は意味のない価値と

国民全員から言われたような感覚に陥るのではと思うわけです。

 

だから

涙は出て当たり前です!

悔しくて当たり前です!

 

 

人間は

そこで自分がどういう態度を取るかで

その人の人間性がみえる瞬間でもあるのではと思います。

 

 

話を少し変えて

テニスの試合で見る光景を思い出してください。

私はいつも思います。

テニスの試合では

終わった後

必ず選手同士が握手します。

勝った相手を称えます。

 

いつもそれを見ながら

気持ち良く

潔くしている選手

そうでない選手

がいる中で

いずれにしても

「すごいな!」

そう思ってkaoring-3は見ていました。

 

自分の敗北を認めることは

そう簡単なことではないんですね。

そこまでのプロセスで

人に見せていない努力、苦労、苦しみ、忍耐を

経てのそこだからです。

 

しかし

それは自分だけではなく相手もそのプロセスを経ているわけです。

だから

終わった後

「自分はこんなに頑張ったのに・・・」

ではなく

「同じ苦しみを経て、いい試合(選挙)ができたことを感謝する!」

 

これなんです!!!!

私たちが生きる中で

2極の対立感情(勝つ負ける、優勢劣勢、損得、良い悪い、正しい間違い、綺麗汚い・・・)

は、人の心を歪ませますが、

その感情を捨て

真に相手の行為を認めることができるということは

自分のことも認めることになるのです。

 

結果負けて

相手を非難したり

弁解したり

弁明したり

言い訳したり

自己分析したり・・・・・・・・。

 

 

 

 

【11月10日 AFP】(更新)米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に敗れた民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官は9日、ニューヨーク(New York)で敗北宣言を行い、トランプ氏と協働する意向を表明、大統領としての成功を祈ると述べた。

クリントン氏は時折涙をこらえながら、「昨夜、私はドナルド・トランプ氏に祝意を伝え、私たちの国のために彼と協力すると申し出た」「私は彼が全ての米国民にとって成功を収める大統領となることを願っている」と表明。

また、今回の選挙によって米国が「私たちが思ったよりも深く分断されている」ことが示されたと述べた上で、「私たちは広い心を持ち、彼に指導者としてのチャンスを与える義務がある」と呼び掛けた。(c)AFP  http://www.afpbb.com/articles/-/3107417?pid=18461712

戦いが終わって

Hillary 氏はこう言われたそうです。

悔しい思いを胸に秘めながらも

大切なこと(アメリカが今よりより一層国民が幸せになること)を忘れないで

国民の立ち位置に戻り、

そこをフォーカスしている宣言を遂げたように感じます。

 

素敵ですね!!!!

 

人間は

やり終えた後に

どういう態度をするかで

その人の心が見えてくると思うわけです。

 

やり遂げるまでの努力を訴えるのではなく、

やり遂げた後の心を磨いていきたいですね💗