さかなクン!!!!
この人が「さかなクン」と知らずとも、
小さなお子様から大人の方まで
この魚の帽子をまとって白衣姿で登場するのを見たことない人はいないのではないでしょうか?
どんな人か、よく知りませんでしたが、ただ単純に魚が好きな人なんだろうな・・・
そんな認識でした。
今朝の朝日新聞朝刊(2016/7/3)にさかなクンの記事が掲載されていました。
そこに感動することが・・・。
さかなクンのお母さんは、さかなクンのココロをいつも受容されていました。
ある日、タコの様相に衝撃をうけたさかなクン。足が別々に動く様や、どうしてこんなにニョロニュロなのか・・・。
さかなクンがもっとタコ見たい!とお母さんにせがんで、お母さんは1週間毎日違うメニューでタコ料理を食卓にだしたそうです。(子どもの気持ちを全て受容)
小学校の時は、学校の先生に「悪いことではないけど、もうちょっと勉強がんばって。。。。」
と言われたお母さんは
「これで良いんです!好きなことに一生懸命でいいんです!」
絵を描くのも好きだったそうで、そこでも先生は
「きちんと絵を習ったらどうでしょう?」
お母さんは
「いいんです!この子が描きたいように書くことが大切なんです。」
子育て中のお母さんはこのお母さんにどう思われたでしょうか?
なるほど・・・。それが今のさかなクンを生んだのだと確信しました。
一見、変わった人に映りますが、ここまで極めている姿にある種感動すら覚えませんか?
そして、何よりも国が、世界が彼の魚の知識を褒め称えています。
また、さかなクンは、あえてそれを表に出しませんね(脳ある鷹は爪を隠す)
むちゃくちゃかっこいいですね!!!
魚が本当に好きだったエピソードを見て思わず吹いてしましました^o^;;;;
さかなクン・・・中学校に入った時、水槽学部(水槽がいっぱいある部)と勘違いして、人生初の過ち(笑)吹奏楽部へ入部したそうです^^;;;
それでも、辞めることなくサックス等を極めているそうで、ひとつのことにひたむきになるだけでなく、やりだしたことには一生懸命頑張る姿がみえますね。
これは、お母さんのさかなクンの「今」を常に受け入れて育ててくれている愛情が、
彼の生きる自信になり
彼のたくましいココロ(周りがどう思おうが、自分を信じる力)になり、
彼の明るい性格(自尊感情)になっているのだと感じますね^o^
また、中学の吹奏楽部でいじめられていた友人のことを陰で支えていたそうですね。
いじめる人に「なんで???」とはいう勇気はなかったそうですが、
いじめられている友達を誘って一緒に釣りにでかけ、
いじめられていることには一切触れず、
ただ友達の傍で一緒に釣りをしたそうです。
ここにも、お母さんから受けた愛情が反映されていることを強く感じました。
一生懸命子育てしているお母さんは、
ついつい目の前に起こることや周囲との比較で子育てをしてしまいます。。。
しかし、本当に子育ての中で一番してあげたいことは、
ありのまま、目の前にいる我が子を受け入れ、信じ、愛してあげ続けることだと思うわけです。
そして、
その先に、カッコイイ生き方のできる子になるんだと確信しました。