中には、「怒り」という感情があまりない人もいらっしゃいますね。
羨ましいですねー^^;;;
この感情は、あまり人に対していい感情を産みません。
受けた人は
傷ついたり、
悲しくなったり、
辛くなったり、
苦しくなったり、
自分をすべてを否定された気持ちになったり、
その時受けた怒りの内容で変わりますが、
受けた人にとっては、大きく心に残るように思います。
どうして人は「怒り」が生じるのでしょうか・・・
この感情の多くの原因は
1)二極の対立感情に支配されている時 (二極の対立感情とは、「勝つ⇆負ける」「嬉しい⇆悲しい、悔しい」「良い⇆悪い」「楽しい⇆苦しい」etc.)
2)「〜しなければ!!!」mustの感情に支配されている時
3)こだわりの感情が強い人
だいたいの原因はこの三つかなと感じます。
これらの感情は、ヨガの智慧の中でも、人の心と体を壊す感情と言われており、
生きる上では、これらの感情からいかに離脱(断捨離)するかがとても大切であると言われています。
そうなんです!!!
だから「怒り」が多い人は、このどちらかの感情に支配されているタイプなんですね!
常に、人より勝ちたかったり、
常に、優位にたっていたかったり、
常に、〜しなければ!!!(完全主義)であったり、
常に、なにかにこだわりがあって、そこのこだわりを緩めることができなかったり・・・。
そして怒りをぶつけた人も、爆発した7秒はある意味言いたいこと言ってぶつかっているので、
放出されてるアドレナリン(ストレスホルモン)を発散し、スカッと瞬間あるかもしれませんが、
がしかし
その後、相手の傷心している姿を見て、後悔する人も少なくないのではないでしょうか・・・?
「なんで言ってしまったのだろう・・・」「言わなければよかった・・・」と。
結局のところ、互いが傷つく感情なんですよね・・・
なんとも不要な万物。
こんな感情なければいいのに!!!
そうkaoring-3は思うわけです。
沖縄県民の方々が今「怒り」を表しています。
沖縄県民の民族性は、悪い人に圧力をかけるのではなく、その悪い相手をののしったり、バッシングする方側に圧力をかける感情を持っていると聞いたことがあります。
そんな県民性の方々が立ち上がって怒っています。
そしてそれは、もっともっと遡る怒りが心の中にあると言われています。
沖縄
多くの人たちが旅行に行ったことはあるのではないでしょうか?
私もあります。海が、空が、空気が・・・とても綺麗でした。
遡る15世紀、その当時は日本ではなく「琉球王国」でした。
尚巴志(しょうはし)王によって統一されていたそうです。その王国は450年ほど続いたそうですが、
17世紀薩摩藩が侵攻し、琉球王国を琉球藩にし、ひいては、沖縄県になったそうです。
これを「琉球処分」と言うそうで、これによって琉球王国は滅びたのです。。。。
もともと独立国であった沖縄。。。
処分によって日本の沖縄県になった、この思いはどんな複雑な思いだったのでしょうか・・・
米軍基地の軍属の人たちの度重なる犯罪・・・・
犠牲になる人たち・・・
怒りは、この基地のことだけではないのかもしれません。
心豊かな琉球王国から、日本に併合され、日本本土との隔たりを感じながら、「どうして?!」
という思いが錯綜していらっしゃるのではと感じます。
(自分がその立場だったらそう思うという意味です。)
いずれにしても「怒り」は互いに嫌な気持ちを残します。
では、その怒りを鎮めて、どうすれば気持ち良く対話(親交)ができるのでしょうか・・・
「怒り」は「ハート(心)」で納めることができると思います。
もちろん一番いいのは
1)二極の対立感情を捨て
2)〜しなければ!・・・を捨て
3)こだわりを捨て
そうすれば、怒りは出てこなくなることでしょう。
でも、人間です!
人間真面目であれば、その3つの感情に支配されやすいのです。
だとすると、捨てることがなかなかできないならば、
「心(ハート)」でできた溝を埋める努力をしてみることではないでしょうか。
最後に人が人を許すことへと導けるものは「こころ」だと思うわけです。
今日から、やってしまった「怒り」の後、心で接してみてはいかがでしょうか?
「こころ」を大切に・・・・❤️