2010年、

服役中であったリウ氏が

ノーベル平和賞を受賞されたのは記憶に新しいですね。

そのリウ氏が

2017年7月13日に天に召されました。

 

単純に

獄中にいる人がノーベル賞???

・・・から入ったので、

かなりのインパクトでした。

 

みなさまは

どう感じられたのでしょうか?

 

実は

中国人のノーベル賞を受賞した方は、

この服役中のリウ氏が最初の人なのです。

 

なぜ????

 

1989年

中国での民主化の反勢力の高まりに

わざわざアメリカに在住していたにもかかわらず帰国し

民主化運動の学生たちに混じってハンスト運動を決行されました。

しかしその運動の学生たちが武器を使うことは放棄させ、

戦いではなく軍との交渉(対話)での解決を貫いた人だったようです。

しかし、

その反乱の主導者として投獄されました。

事件の後

その活動に関わった人たちの多くは亡命し

中国を去っていったにもかかわらず、

中国に残り体制批判を続け2度にわたる投獄・強制労働の刑を受けたそうです。

そんな圧力に決して屈せず

言論による民主化運動を続けながら、

天安門事件の犠牲者遺族の支援活動も行なっていたそうです。

2008年12月

憲法改正

三権分立

言論・集会の自由など19項目を揚げ賛同署名を集められましたが、

憲章発表の前日に拘束され2010年懲役11年実刑判決を受け、

その投獄中の最中でのノーベル平和賞受賞だったのですね。

そして

命を持って活動しつづけたことを

叶えることができぬまま天へと召されたのですね。

 

 

kaoring-3は

このニュースを新聞で読みながら

母国の今後の平和を考え、

母国の国民の平和を考え、

豊かな国になることを望み、

決して争わないで、対話での解決を望んだ姿は

とても心に重くのしかかりました。

 

 

人のために生きた・・・

といっても過言ではないかと思う訳です。

 

 

そんな活動をしなければ、

服役もせずにすんだでしょうし、

ましては、

世界中から博識ある人材として招かれ、

多くの人たちを教示されていたわけですから

豊かに平和に自身の人生を過ごすことができたはずです。

 

 

しかし、

きっとリウ氏は、

自分の人生のことよりも、

自分の母国の幸せを願い、訴え続けていらっしゃたんですね・・・

 

 

kaoring-3も

自分の離婚をきっかけに、

元夫が病んだその原因が幼少期の親子関係であることを知り、

その意味を知り、

その重要性に気づき、

それがどれほどに人格形成に影響あるかがわかって、

5年前NPO法人を立ち上げました。

何をすべきかもわからずに

運営することも理解しきれていないのに、

しないといけない!

・・・

そう心が駆り立てられ続けています。

 

 

人は

大きな悲しみ

大きな苦しみ

大きな挫折から、

 

生きるために何をすべきかの気づきをもらっているように思います。

 

 

自分に

何の利益ももたらさないとわかっていても、

それをすることで

一人でも多くの人たちが幸せになれば・・・

そう思うのです。

 

 

今もなお

NPOの活動をしていく中で、

まだ確率されていない活動の中で、

「こんなことしても意味ないかな・・・」

「もうしんどいだけやんか・・・」

「もうやめよかな・・・」

 

 

いっぱいいっぱいの時

ふと頭をよぎる悪魔がいます。

 

 

しかし・・・

次の瞬間・・・

一人でも救えたらいいやん!!!

になるのです。

 

それが

波のように

波動をもたらし、

その波動が

どんどん広がり

きっと

リウ氏までのことにはなりませんが、

幸せになる人が増えると・・・。

 

 

この世界の全ての人が

心豊かに

幸せに生きていける社会でありますように・・・

 

 

劉暁波氏が

天に召され

今すべてから解放されて

心豊かに安らかになられてることを祈ります。

本当に長い間お疲れ様でした。