「抱っこ」
みなさまも親御さんに一度はきっとされているのではないでしょうか?
どんな事件があった親子でも、一度はあったと信じたいですね。
そして、「抱っこ」というと、こんな風に親よりも小さな体の子にする行為のように思いがちですが、
大人になっても、抱っこしてもらってるんですよね・・・^^;;(ただし、女性が男性を抱っこは物理的に厳しくなりますが・・・^^;;;)
昨日、知り合いの人から興味ある話しを伺いました。
「今、公立の学校ではどの学年にも出す宿題があるらしいですよ!!!」と。
それは、「お家で抱っこしてもらうこと」
が、宿題だそうです。
これを聞いて、みなさまはどう思われますか?
どうして今更抱っこが宿題????
この意味を少し考えていきたいと思います。
哺乳類の赤ちゃんは、未熟児としてこの世に誕生します。
それは、母親の母体に限界があるので、どうしても未熟で産むしかないのです。
なので1歳まではお腹の中にいた時のように、完全ヘルプ(守ってあげる)をしてあげる必要があるのですね。
だから赤ちゃんが泣いて訴える行為は守って!!!と訴えている行為でもあるのですね・・・
頭ではわかってるよ!!!!
でも・・・・
子育て経験されたお母さんは、これまた一度は経験していることで、
理由がわからない、赤ちゃんの泣き続ける攻撃・・・・
これは、もう・・・本当に辛いですよね。
抱っこしても、あやしても泣きやんでくれない・・・
出産で心身疲れているうえ、夜中の授乳で睡眠を奪われ、自分のことは何もできずに1日が終わり・・・
そのうえ、泣き止まない赤ちゃんを目の前にすると
「これ以上、ママをどうして苦しめるの???」
と、母親が泣きたくなる状況になるわけですね。
「抱っこ」・・・
理科学研究所の黒田公美氏の研究が面白いです!
(出典:「NHK解説委員会」)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/201208.html
抱っこを科学的観点から論じていらっしゃいます。
母親が歩いているときは座っている時に比べて、赤ちゃんの泣く量が平均で約10分の1、自発運動の量は約5分の1に低下する
と書かれていました。
みなさまは赤ちゃんを抱っこすることはどういった行為と思っているでしょうか?
実は赤ちゃんは抱っこで泣き止むという、子育ての協力をしてくれているというのです!!!!
すごい!!!
こんな発想、お母さんたちは一度も思ったことはないでしょうし、
むしろ、どうして抱っこじゃないと泣き止まないの????
的な発想しかなかったのではないでしょうか?
そうではなく、赤ちゃんたちが保育してくれる人たちへの「協力」だと。
そしてそれは、子ども(赤ちゃん)の愛着行動だというのです。
抱っこ=スキンシップ。。。
単なるスキンシップ以上に抱っこが特化しているのは、
抱くという、この漢字の通り、人が人を包み込んであげる様ですね。
要するに、抱っこは最上級のスキンシップだとkaoring-3は思うわけです。
その最上級のスキンシップを受けた相手は、
自然に相手を信頼するでしょう!(信頼関係)
自然に愛着が生まれるでしょう!
自然に愛されているという実感が持てるでしょう!(自己肯定感、自尊感情)
赤ちゃんにも
子どもにも
大人になっても
今日から、最上級のスキンシップしたいですね❤️