アメリカ大統領

Barack Hussein Obama

2017年1月20日で幕を閉じますね。

このツイッターは

モハメド・アリさんが亡くなった時の追悼ツイッターでした。

 

 

2016年12月13日朝日新聞の朝刊に

ローズ米大統領副補佐官は6日、ワシントンで記者団に対し、オバマ大統領の広島訪問について「大統領が平和記念公園を後にしてからも、何千もの人が供えた花を見に来たと専用機の中で聞いた。大統領はとても感動し、広島、そして日本の人と個人的なつながりを感じた」と振り返った。

と、そこから広島訪問のことを側近のローズ米大統領副補佐官が

語っている記事が掲載されていました。

 

あの広島訪問は

オバマ大統領が

単なる慰霊訪問ではなく、

世界平和(国際平和)へのインパクトを

世界にアピールすることの機会を

8年任期の中で施策してのそれだったそうです。

それを果たすために

G7を選ばれたのは、

まさに世界へのインパクトになったと感じます。

 

国際協力の重要性を8年間訴えてこられたオバマ大統領。

大統領は、

感情では解決できないことを世界に伝え、

理性で解決していくことを可能にすると訴えられたのではと感じます。

 

今の時代

「自分がよければそれでいい」

「人が苦しんでいても、自分は苦しくないし関係ない」

「他国のことより自国」

「人が助けを求めていても自分が巻き込まれるのはごめんだ」

こういった風潮が

今は世界中で起きています。

国も人も・・・。

次期米大統領のトランプ氏もその一人でしょうか・・・

 

そして

この日本の中も

その風潮は増えつつあると懸念します。

特に今の若い世代の子ども達。

とある高校では

高校生の共感性の欠如がすざましいようです。

これにおいては学生達の感想文からの見解であるので、

正確な数値とは言えませんが、

60〜80%の学生が

人のことに関心を持っていない感が否めないそうです。

 

もちろん

人の心は変容します。

親で変わらずとも

素晴らしい師に巡り会い、

人生が変容できる人は少なくありません。

 

では

どうして

他人の痛みや

他人の苦しみ

他人の幸せ

共感することができなくなっているのでしょうか?

 

その大きな原因の一つとして考えられることは、

・小さい時から親が自分のことを認めてくれないこと(褒めてもらっていない)

・幼少期の親子の愛着関係が築けていないこと(共感性の欠如は「愛着障害」とも言われているそうです)

・人とたくさん交わり、知らない人とも会話するコミュニケーション能力が低下していること。(自動販売機で買える、ネットでやりとり、ネットで調べる、レジで渡すだけ(会話は不要)、テレビPC・・・)

・小さい時に、周りの大人が共感する気持ちを伝えていないこと

etc….

原因はこれだけではないでしょうが、

やはり幼少期に親や周りの大人が

どんな風に接してくれていたかは

大切であると考えます。

 

先日も大阪で

電車を待っている女性二人を

背中を押す事件がありました。

東京では

電車から降りる時に

人混みに紛れて女性の太ももを

切りつける事件がありました。

 

要するに

他人の痛みは全く自分には関係ないのですね。

 

なんだか

どんどん恐ろしい社会になっていくような

恐怖心がわきますね・・・

 

いえいえ・・・

恐れてはいけません!

 

この世の中が滅びるまでは

それを変容させる力はあるのです。

まずは気付いた人が

気付いたところから

変容させていけばいいわけです。

 

小さなところから・・・。

 

ころんだ子どもを見て

すぐさま駆け寄り

「痛かったね!!!!大丈夫かな?」

 

まずは

その人の気持ちを共感する言葉を出すことですね。

 

「悲しそうだよね」

「痛そうだよね」

「幸せそうで嬉しくなるね」

 

テレビや

街を歩く時

食事している時

ショッピングする時

遊ん出る時

・・・・・・・・etc.

 

 

それが

対子どもや青年はしかり、

対大人であっても

気付いた人が自然に口に発することは

空気を変える力がありますね。

 

オバマ大統領の理性でもって

世界を変容させようとしたことは

kaoring-3には到底できませんが、

小さなところから

一人一人が変わっていけば

その波が波及し

ひいては世界をも変えることも不可能でなくなった

今の IT社会なのです。

 

文明の利器は

正しく使うことで

一人が世界を変える力にもなりますね!

 

日本が

世界が

オバマ大統領のように

平和を信じ

今を生きていきたいですね💗