決して真似できない・・・・
延暦寺観明院の宮本祖豊住職
「十二年籠山行」
午前3時半に始まる修行
起床してすぐの朝のお勤め
最澄と自身の朝食を準備
その後は読経と祈祷
午後になると座禅と写経
さらに落ち葉一つ塵一つ許されない清掃
朝10時以降は何も食べず午後10時には就寝
誰にも知らせず
12年間誰にも会わず
社会から遮断された山の中で
ひたすら修行
その目的は
自分の身体から我をなくすこと
我がなくなると
そこに
一隅を灯せる人になれる
「一隅を照らす」
「一人ひとりが自分のいる場所で、自らが光となり周りを照らしていくことこそ、私たちの本来の役目であり、それが積み重なることで世の中がつくられる」
12年間の修行はわたしにはできないけれど
そんな人間になりたい
そんな朝